借金の相談というと、「お金がかかりそう」「敷居が高そう」と思っている人が多いのではないでしょうか。しかし実は、無料で相談できる窓口はたくさんあります。しかも相談したからといって、すぐに手続きしなければいけないわけでもありません。
「今の状況を聞いてもらう」「自分にはどんな選択肢があるのか確認する」くらいの気軽な感覚で相談してOKです。この記事では、無料で借金の相談ができる窓口を厳選して紹介します。それぞれの特徴や、状況別のおすすめ先もまとめましたので、参考にしてみてください。

無料相談先おすすめ5選
1. 法テラス(日本司法支援センター)
国が設立した法的トラブルの総合案内所です。借金問題の相談は無料で受け付けています。
- 相談料:無料(収入要件を満たせば弁護士費用の立替制度あり)
- 相談方法:電話、面談
- 営業時間:平日9:00~21:00、土曜9:00~17:00
- 電話番号:0570-078374
法テラスの強みは、収入が一定以下なら弁護士や司法書士の費用を立て替えてもらえる「民事法律扶助」制度が使えることです。お金がなくても法的手続きを受けられるのは本当にありがたい制度です。
2. 弁護士事務所の無料相談
最近は初回相談を無料にしている弁護士事務所が増えています。借金問題に強い事務所を選べば、具体的な解決策を提示してもらえます。
- 相談料:初回無料の事務所が多い(要確認)
- 相談方法:面談、電話、LINE、メール
- 対応範囲:任意整理、個人再生、自己破産、過払い金請求すべて
弁護士なら借金額に上限なく対応できるのが強みです。借金総額が140万円を超える場合は、弁護士に相談するのがベターです。
3. 司法書士事務所の無料相談
司法書士事務所も初回無料相談を実施しているところが多くあります。
- 相談料:初回無料の事務所が多い
- 相談方法:面談、電話、LINE、メール
- 対応範囲:1社あたりの借金が140万円以下の任意整理、過払い金請求
弁護士との違いは、司法書士は1社あたり140万円以下の案件しか扱えないことです。しかしその分費用が弁護士より安いことが多いため、少額の借金なら司法書士の方がコスパがよいです。
4. 市区町村の法律相談
住んでいる市区町村の役所で、定期的に無料の法律相談会を開催していることがあります。予約制のことが多いため、役所のHPか電話で確認してみてください。
- 相談料:無料
- 相談方法:面談(予約制)
- 注意点:時間が30分程度と短い、開催日が限られる
5. 多重債務相談窓口(各財務局)
金融庁の出先機関である財務局・財務事務所でも、多重債務の相談を受け付けています。
- 相談料:無料
- 相談方法:電話、面談
- 営業時間:平日のみ

相談先の選び方
| 状況 | おすすめの相談先 |
|---|---|
| どこに相談すればいいかわからない | 法テラス(まずはここ) |
| 借金総額が140万円以下 | 司法書士事務所(費用が安い) |
| 借金総額が140万円超 | 弁護士事務所 |
| お金がなくて費用が心配 | 法テラス(費用立替制度あり) |
| 自己破産や個人再生を検討中 | 弁護士事務所 |
| とりあえず話を聞いてほしい | 市区町村の無料法律相談 |
相談する前に準備しておくこと
相談の時間を有効に使うために、以下を準備しておきましょう。
- 借入先の一覧:どこから借りているか(消費者金融、カード会社、銀行など)
- 借入残高:各社いくら残っているか(正確でなくてもおおよそでOK)
- 月々の返済額:各社いくら払っているか
- 月の収支:手取り収入と大まかな生活費
- 家族構成:配偶者・子供の有無
- 持ち家・車の有無:手続きの選択に影響する
全部そろっていなくても相談はできますので、わかる範囲で大丈夫です。完璧に準備してからでないと相談できない、ということはありません。
無料相談でよくある質問
Q. 相談したら必ず手続きしないといけない?
まったくそんなことはありません。相談だけで終わっても問題ありません。「まずは状況を聞いてほしい」という人はたくさんいます。手続きするかどうかは、話を聞いてから自分で決めれば大丈夫です。
Q. 家族にバレない?
相談するだけなら基本的にバレません。事務所からの連絡も本人の携帯にしてくれますし、郵送物も事務所名がわからない封筒で送るなど配慮してくれるところが多いです。
Q. 借金の額が少なくても相談していい?
もちろんです。むしろ少額のうちに相談した方が選択肢が多いです。「こんな金額で相談していいのかな」と遠慮する人が多いですが、金額に関係なく相談してOKです。
Q. 闇金の相談もできる?
できます。闇金からの借入は法的に返済義務がないため、専門家に相談すれば対処法を教えてもらえます。絶対に一人で対応しようとしないことが大事です。
Q. 相談に行く時間がない場合は?
電話やLINE、メールで相談できる事務所も増えています。特にLINE相談はスキマ時間にできるため、忙しい人でも利用しやすいです。

相談のタイミングは「早ければ早いほどよい」
これは本当に強調したいポイントです。一番もったいないのは「もっと早く来てくれれば…」というケースです。
- 早期なら任意整理で済んだのに、放置して自己破産しか選択肢がなくなった人
- 督促を無視し続けて、給与差押えになってしまった人
- 闇金に手を出して、状況がさらに悪化した人
「まだ大丈夫」「もう少し頑張れば」と思っているうちに状況が悪化するのが借金の怖いところです。少しでも不安があるなら、今日相談してください。
・利息が膨らんで返済総額がどんどん増える
・滞納が続いて督促→裁判→差し押さえとエスカレート
・選択肢が減って自己破産しか道がなくなることも
まとめ:まずは法テラスに電話してみよう
どこに相談すればいいかわからないなら、まずは法テラス(0570-078374)に電話してみてください。適切な相談先を案内してくれます。
借金の相談は恥ずかしいことではありません。専門家に話を聞いてもらうだけで、気持ちがだいぶ楽になります。一人で抱え込まないでください。
法テラスの詳細は法テラス公式サイトで確認できます。多重債務の相談窓口は金融庁の相談窓口一覧にもまとまっています。消費者トラブル全般は国民生活センターでも相談できます。


